Little Glee Monsterをオリンピックで見たい日曜日

東京五輪まであと二年となったそうですね。

2013年に開催が決まったのかな? ですので、もう5年経ったということでしょうか。時間の流れが早すぎて軽く恐怖を覚えるレベル。

で、僕が一番気になるのが、誰が国歌を歌うのよってことなのです。あと誰がパフォーマンスするのか。

過去の例を見てみると、僕が一番好きな、2002ソルトレークシティでの'N Sync(男性アイドル)の国歌。2000シドニーでのヒューマンネイチャー(男性アイドル)とジュリーアンソニーの国歌、ついでに閉会式ではサベージガーデン(男性アイドル)。2012ロンドン閉会式ではワン・ダイレクション(男性アイドル)、テイクザット(男性アイドル)。1996アトランタオリンピックのボーイズ・トゥー・メン(男性ボーカルグループ)の国歌。2018平昌のEXO(たぶん男性アイドル)。

どうでしょう! こんなにもアイドルが活躍しているのです。
ですので、個人的にはカラークリエーションあたりに頑張ってもらいたいのですが、(ファンの人ごめんなさい)まだ、知名度と言う点ではほんのちょっともの寂しいところ。

そこで、2014年にはすでに開会式で国歌を歌うと息巻いていた、リトルグリーモンスター通称リトグリを猛烈に推していきたいと思います。

前述の通り、アイドル含むボーカルグループが国歌を歌うと言うことはそう珍しくないのです。
僕がアイドルにドはまりした原因でもある'N Syncの国歌なんて、まあ素晴らしい。
ワールドシリーズでも彼らはスタースパングルドバナーを披露しておりまして、MLB公式がアップロードしていますが、ややブーイング気味なのか騒がしい観客をコーラスワークのみでくるりんぱと熱狂に叩き込む様は圧巻の一言。

'N Syncスーパーボウルでジャネットジャクソンの乳開示して悪い意味で有名になったジャスティンティンバーレイクと、そのやらかしのせいでNFLから梯子を外されたJCシャゼイをリードボーカルに据えて、宇宙飛行士を夢見るランスが低音を担当、初期は美男子だったものの物凄い勢いでオッサン化して首から上に小汚ないパイナップルを乗せるクリスが高音を担当し、初期はスリムで大柄な体を使った魅せるダンスを踊るも物凄い勢いで太ったジョーイがその狭間でやたら難しいパートを便利屋よろしくこなすという五人グループなのです。


もう一度言います!

ポップスのアイドルグループがオリンピックで国歌を披露するというのは何も恥ずかしいことではないのです!
そして、'N Syncもヒューマンネーチャーもビジュアルとしては些か微妙。つまり、見目麗しい必要もないのです!


それでリトグリですね。
詳しくは公式サイトとWikipediaを見ればいいのですが、全国から歌だけでオーディションをして結成したのがリトグリです。
あくまで、歌のみ。顔やスタイルで選んでいるわけではないので、見栄えとしてはパッと華やかさにかけるかもしれません。
しかし、元々ソロ志望をかき集めたという背景があります。
基本の並び順として左から、かれん、MAYU、芹奈manaka、アサヒとなることが多いのですが、彼女たちは皆がリードボーカルをとれます。
これは結構凄いことで、全員リードを取れる(取れるとは言っていない)というようなボーカルグループが多いです。ハーモニーに重要な低音域担当や高音域担当が特殊技能みたいなところがあって、なかなかリードに振り分けられない部分もあるのでしょう。

リトグリは女性ボーカルということもあって、明確に調べてないですが、高音パートはhihi付近が頻出だと思います。別に高い声出せば偉いわけではないのですが、現実的には歌う人を選ぶ音域であるのは間違いありません。リトグリちゃんは皆この領域に足を突っ込んでハモります。
声を張ってスパーンと出すのではなく、埋もれないけれどもリードを邪魔しない範囲の声量をコントロールして、この畑を踏み荒らしに荒らす、モンスターという名にふさわしい悪魔的所業といえます。皆が特殊技能こなせるため、全員をリードに回せるのです!

実際に、ヒカルカケラという曲以外では、リトグリは入れ替わり立ち替わりリードを回します。
数曲MAYU、アサヒにリードパートがありませんが、ほぼすべての曲で皆のソロが聞けます!お得!
声の性質があまり被っていないので、これがまた楽しい!

MAYU以外は小さい頃から歌のレッスンを積んで、発声が出来上がっています。MAYUはやや遅くボーカルレッスンは中二からだそうですが、発声バッチリです。
素晴らしいことですが、欠点もあってみんな同じような歌い方をしていると感じる人もいるようです。
そこで、各個人の特徴をまとめておきました。いよっ、仕事人!
これで今日からあなたもライブバージョンだとどこそこのパートの受け渡しが凄いよねとか、いかにも解ってそうな話が出来ますよ!

左端のかれんは少し鼻にかかったようなクリアに響き渡る音色を持ちながら、威圧感出したいときには押した歌い方もする強靭な喉で、コーラスではベースに回る多才っぷり。Jupiterのカバーでは一番目立つ所を歌っていますし、好きだという曲では印象的なパワフルボイスを堪能できます。
ダンスも得意でライブでは曲の合間や切れ目を見つけては格好いいアドリブ入れています。中田翔感のある人懐っこい面構えも味がありましたが、最近どんどんお綺麗になっていますね。
パワフルなのはかれん!

次いでMAYU。低中音域では異様に艶のあるハスキーな歌声をしています、そこから高い音に行くときは無理に地声を引っ張らずに裏声に移行する癖があるのですが、その切り替えが実に魅惑的。
一時喉を痛めたのか、この切り替え付近の高さを引っ掛かりながら絞り出していました。リードが少ない影響で、MAYUは同じ曲のなかで裏声から低音にと酷使気味なのでお大事にしてほしい所。
MTVのインタビューだと特に痛めた訳ではなかったらしいのですが、colorfulmonsterに収録の好きだの入れ替わりの部分は裏声と地声の境界線が死んでるときの引っ掛かり方にも聞こえます。グループモノではバックストリート・ボーイズのブライアンという中音域全部死んだ例だってあります。
あと初期はどうしたのかヒョウ柄ヘソ出し魔でした。今はきちんとしまってくれています。ちょっと田中将大っぽいような目ですが、輪郭が非常に整っており髪型で誤魔化さなくても勝負できます。
色気があるのがMAYUです。覚えましたね?

真ん中にはUS系ディーバ性の強い芹奈。ライブでは煽りのセンスが目立ちます。耳に残る押せ押せの歌声を持ちながら、ボイパしたり、作った声で歌えたり、地声を引っ張ったり、裏声響かせたりと芸達者。
なのですが、リードで気合いが入るとちょっとグロウルっぽいというか、ガテラルちっくというか、攻めすぎるきらいが。ライブでは顕著で、喉を潰さないかとハラハラさせつつ大体最後までやり遂げる劇場型クローザーみたいなパフォーマンスをしてくれます。恐るべきスタミナモンスター。
ディーバっぽければ芹奈。簡単です。
この際劇場型クローザーでもいいです。コバマサ、大将、芹奈

それでもってmanaka倍音構成の関係なのか、歌声が黒人っぽいです。普通に歌うだけでちょっとどこかブラックミュージック感が。
昔はそれに加えて、パワフルさを出そうとガテラリーというかややがなり目に歌っていましたが、最近ではしっかり地声の良さを聞かせてくれます。
最近はわかりませんが初期では地声を引っ張る癖があったのでそのころも比較的音を追いやすいです。
大変変態チックですが、上唇が薄いですね。
黒人っぽければmanaka。シンプル!

右端にアサヒ。
宇宙人。
ユニバースと思ったらアサヒ。完璧ですね?


実績としてリトグリは、バレーボールの皇后杯の決勝でリトグリガチ勢のデンソー田原の前で、すでに君が代披露済み。
紅白に出て、コカ・コーラのテーマソングにも選ばれて知名度上昇中!
後はオファーを待つだけ!

そしてダイレクトマーケティングですが、もうそろそろ秋の全国ツアー開始!

銀河アリスのときと同じような感じですが、詳しくは公式へ!